年の暮れに「境界密集地」を歩く!2025年12月20日(土)【恵比寿・目黒】ツアーレポート
- infosaitoh
- 6 日前
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2025年最後のツアーは、境界協会・小林政能さんガイドによる、恵比寿から目黒一帯の“境界密集地”を探訪するまち歩き。
複雑な地形の上で交わる、渋谷区・港区・目黒区・品川区の入り組んだ区界。自分がどこの区にいるのかわからなくなりながらも、下を見たり上を見たり、まちなかの境界探しに夢中になりました!

JR恵比寿駅 西口からツアースタート!序盤で通りがかったのは、防衛省や各自衛隊の調査研究・教育機関が集中する「防衛省目黒基地」。かつては軍用や鉱山用の火薬製造所があった場所です。

目黒基地近くでは、渋谷区デザインのガードパイプも発見!区の花「花菖蒲」がモチーフといわれているそう。葛飾区も同じ花がモチーフですが、微妙にデザインが違うのでぜひ見比べてみてください。

境界その1、まずは渋谷区と目黒区。左が渋谷区、右が目黒区(防衛省敷地側)です。

新茶屋坂通りを開通させてるために、三田用水の下を開削してできた「茶屋坂隧道」跡。平成15年の道路拡幅に伴い撤去されましたが、トンネルの銘版が残っていました。

新茶屋坂のすぐ近くには「茶屋坂」も。江戸時代、この坂の上には落語「目黒のさんま」が生まれるきっかけとなった茶屋があったそう。

続いて訪れた「目黒春日神社」は、港区三田の春日神社の元とされている神社です。藤原正房が春日大社の御神霊を勧請し、その後、太田道灌が港区三田へ遷座、昭和9年になって跡地に目黒春日神社が建立されたといわれています。

境界その2、品川区と目黒区。足元をよく見ると、地面の模様も区によって微妙に色が違っていました!

境界その3、一見ただのT字路ですが…実は3つの区の境界となっている境界密集地です。左が目黒区、奥が渋谷区、右が品川区。

首都高の下を抜けた先はもう港区!境界その4、渋谷区・品川区と港区の区界にやってきました。ここ白金台には明治時代、軍の火薬庫があったそう。

品川区上大崎の首都高脇にある、大きな石碑。近づいてみると「吉田翁碑」の文字が読み取れます。この地区(旧称:長者丸)を高級住宅地として開発した、呉服商・吉田弥一郎の五周年忌に献呈されたものとのこと。かつては「長者丸」の名が付く駅もあったそうで…!?
そして、ゴールの目黒駅へ。線路跡や地図から消えた池、かつての地名など…歴史の痕跡をたどりながら、区境を何度も跨いだ3時間のまち歩き。2025年のフィナーレに、小林さんならではの境界ツアーをたっぷり堪能できました。
2026年も、一緒にWANDER×WONDERを楽しみましょう!
