ガンダムが迎える凸凹のまちへ!2025年12月14日(日)【稲城市】ツアーレポート
- infosaitoh
- 7 日前
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多摩武蔵野スリバチ学会 会長の真貝康之さんといく、凸凹ツアー。今回の舞台は、多摩川中流と多摩丘陵に挟まれたエリア「稲城」です。郊外住宅地の中のスリバチ地形と、起伏に寄り添うように建つ寺社を訪ねるまち歩きへ、いざ出発!

まずは、京王相模原線 稲城駅からほど近い「妙見寺」へ。山頂にある「妙見尊」の別当寺で、全国でもめずらしい神仏混淆の寺院なのだとか。鳥居の前にあるのは、寛文2年から続く行事「神化祭」のお札を刺したしめ縄です。

毎年8月7日に妙見尊で行われる「蛇より行事」は、江戸時代からの歴史があり、都の無形民俗文化財にも指定されているそう。こちらは、行事の際に編まれた蛇の頭。胴の部分と繋ぎ合わせて大蛇になった状態も、見てみたいですね。

境内の手水舎をよく見ると、足元に力士像…!?愛らしい表情で鉢の四隅を支えてくれていました。

妙見寺をあとにして、多摩川の支流「三沢川」沿いを歩きます。「砂場の橋」という気になる名前の橋を発見!かつてはこの辺りで、良質な砂が採れたそうです。

川のほとりを歩いていると、「長沼城・報恩寺跡地」の碑が。
ここは、源頼朝に仕えた長沼五郎宗政一族の館(長沼城)があった場所で、江戸中期に建立され明治末期に廃寺となった報恩寺の跡地でもあるそう。長沼城を含めた3つの城が、稲城の地名の由来につながったという説もあるとかないとか…!?

川沿いを離れて北上し、川崎街道近くの「青渭(あおい)神社」へ。
青渭神社の周辺は、東京の梨栽培の起源地とされているそう。なぜこの場所で梨づくりが栄えたのか。さかのぼると、山城国(京都)から梨の苗を持ち帰った人物がいたことが始まりだったという言い伝えがあり…!?

JR南武線 稲城長沼駅までやってきました。観光案内・特産品販売施設「いなぎ発信基地ペアテラス」では、大きな「ガンダム&シャア専用ザク」がお出迎え!稲城出身のメカニックデザイナー・大河原邦男さんがモビルスーツのデザインを手がけたことから、モニュメントが設置されているそう。

駅前には、なんとも渋い「長沼駅前飲食街」が。がらんとして見えますが、奥には人気の町中華があります。

江戸初期に開削されたといわれる「大丸(おおまる)用水」の新堀と菅堀の分岐点へ。稲城市大丸から川崎市登戸まで、9本の本流と約200本の支流を合わせた流路の総延長は70キロにも及ぶそう!治水・利水の変遷をたどるだけでも面白そうですが…

歩みを進め、長い石段を登った先の「大麻止乃豆乃(おおまとのつの)天神社」へ。まもなく夕暮れに差し掛かる綺麗な空の下、多摩川中流の地域が一望できました。

ゴールの南多摩駅に到着!駅前には、ガンダムと同じく「大河原邦男プロジェクト」として設置された「ヤッターワン」のモニュメントがありました。

まち歩きの道中、稲城長沼駅ではガンダム、南多摩駅ではヤッターワンのマンホール蓋も発見!ほかにも市内各地に、大河原さんデザインのマンホール蓋が数種類あるそうです。全部制覇してみたくなりますね。
用水あり、ガンダムあり、ディープな飲食街あり…見どころたくさんな3時間のツアー。スリバチ地形とともに、土地に紐づく信仰から産業まで、稲城の魅力をたっぷり満喫できました!




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