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五日市・秋川渓谷のスリバチ小旅行!2025年10月4日(土)【あきる野市】ツアーレポート

  • 執筆者の写真: infosaitoh
    infosaitoh
  • 9 時間前
  • 読了時間: 3分

多摩武蔵野スリバチ学会会長・真貝康之さんといく、凸凹ツアー。今回は、自然豊かな「秋川渓谷」があることで知られるあきる野市へ!


JR五日市線 武蔵五日市駅

集合場所のJR五日市線 武蔵五日市駅までは、都心から60〜90分ほどの距離。電車を降りるともう山が見えて、ちょっとした旅気分を味わえます。木製の駅看板や、西東京バスの可愛い自動販売機など、駅前の光景も風情たっぷり。


五日市ひろば

駅から歩みを進めてまもなく、眼下に流れる秋川を眺めつつ、たどり着いたのは「五日市ひろば」。広場の入口には、しめ縄をかけられた立派な石が祀られていました。


「五日市では戦国時代の終わり頃から定期市が開かれ、炭などが盛んに取引されていたといわれます。江戸時代には、木材や炭を江戸まで供給していました」と真貝さん。五日市の「市」と、広場の石にはとある関係が…!?


高台の風景

武蔵五日市七福神のひとつ「下町地蔵堂」や、崖上に鎮座する「粟島神社」などを通り、視界の開けた高台へ。ここからは五日市の地形がよく見渡せます。


山地に囲まれ、秋川によってつくられた河岸段丘が広がる五日市の地形は「五日市盆地」と呼ばれます。数万年前にはこの盆地に、「五日市湖」と呼ばれる湖があったのだそう。消えてしまった湖を思い浮かべながら、地形と歴史のロマンに浸りました。


阿伎留神社のまいまいず井戸

続いて訪れたのは「阿伎留神社」。平安時代の「延喜式神名帳」にも名が記された古社で、境内にはスリバチ状に掘り下げられた「まいまいず井戸」も!


五日市中学校前の五日市憲法草案碑

こんもりとした緑を抜けて、住宅街へ。五日市は、明治期に民間による憲法草案「五日市憲法」がつくられた場所でもあります。五日市中学校の前には「五日市憲法草案碑」があり、草案の抜粋が刻まれていました。


あきる野市の歴史や文化を伝える「五日市郷土館」を見学した後は、いよいよ秋川渓谷へと下りていきます。


秋川渓谷
黒茶屋

築300年の庄屋屋敷を活かした、渓谷沿いの「黒茶屋」は大人気スポットのようで、若者や家族連れでにぎわっていました。


野崎酒造

秋川と盆堀川の合流地点を見下ろして道を進み、明治から続く酒蔵「野崎酒造」を通りがかりました。野崎酒造では仕込み水として、戸倉城山から湧く伏流水を使用しているそう。


戸倉の横井戸

細道に入っていった先では、現役の横井戸を発見!縦ではなく横方向に掘られた井戸で、地元の方からは「水質が良く昔から重宝されていましたが、今は水量が減っているので地元組合員だけで使っています」というお話も聞けました。


喜正

帰り道には、野崎酒造のお酒を揃えたコンビニに立ち寄り。代表銘柄「喜正」をお土産に購入して、みなさんホクホクの表情でした。

楽しいスリバチ小旅行も終わり。11月下旬頃は、秋川渓谷が紅葉の見頃を迎えているようで、色鮮やかな景色を眺めに再訪してみるのも良いですね!














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