
【南千住】小塚原刑場跡から「投げ込み寺」浄閑寺へ!神仏探偵・本田不二雄さんとめぐる江戸の境界と地霊
東京都荒川区
2026年 11月7日 (土)
22:30
~
1:00
Route
【距離:約2.5km】南千住駅→延命寺→小塚原回向院→素盞雄神社→円通寺→浄閑寺(解散)
参加料
3,500
円(税込)
南千住。かつて隅田川を境に、江戸の「内」と「外」が分かれていた北の縁。
小塚原刑場で命を落とした人々、疫病や災厄を退ける神、戦乱の犠牲者、吉原で生きた遊女たち。江戸の周縁だったからこそ生まれた歴史と信仰が、石仏や霊石、墓碑、弾痕となって、今もこの街に残されています。
案内するのは、神仏探偵・本田不二雄さん。
「マージナルな場が気になる」
マージナルとは、縁や境界のこと。土地に刻まれた神仏と記憶を読み解いてきた本田さんと、忘れ去られることを拒むかのように佇む、南千住の地霊スポットをめぐります。
まずは、鉄道の高架に挟まれた延命寺へ。この地のランドマークとなっている巨大な石仏は、人呼んで「首切地蔵」。小塚原刑場跡に残る忘れ形見として、ここで命を落とした20万人を超えるともいわれる人々を弔ってきました。
隣接する回向院には、『解体新書』へとつながる人体解剖の歴史を伝える「観臓記念碑」が。墓所には、安政の大獄に連座した幕末の志士たちから、鼠小僧、高橋お伝、直侍など、講談や歌舞伎で語り継がれた人物の墓碑が並びます。教科書に載る歴史と、物語の中で生き続ける人物たちが、同じ場所で交差します。
「コツ通り」を北へ進み、南千住周辺の総鎮守・素盞雄神社へ。境内で注目するのは、小丘「飛鳥社」に残る古跡・瑞光石。延暦14年、神がこの地に現れた証と伝わる霊石が、今も目に見える姿で祀られています。神の出現を伝える石とは、いったい何なのか。神仏探偵の目で、その意味を読み解きます。
続いて向かう円通寺では、二つの異様なモニュメントと対面します。
一つは、表面が磨滅し、のっぺらぼうのようになった石碑が連なる「首塚」。もう一つは、上野戦争のおびただしい弾痕を刻む「黒門」です。
奥州征伐から幕末維新へ。時代を隔てた二つの戦いと供養の記憶が、なぜこの寺に残されたのでしょうか。新政府軍にひとり抗い、上野戦争で命を落とした人々を命がけで供養した当時の住職。その教科書には載らない秘話をお話しします。
最後は、吉原遊女らの「投げ込み寺」と呼ばれた浄閑寺へ。
墓所の中央に建つ新吉原総霊塔には、「生れては 苦界 死しては 浄閑寺」の文字。遊郭に身売りされ、無縁仏として葬られた遊女たちの御霊が眠ります。永井荷風をはじめ、今も多くの人が参り続ける境内で、遊郭の秘話を伝える数々のモニュメントをひとつずつ繙きます。
首切地蔵、観臓記念碑、瑞光石、首塚、黒門、そして新吉原総霊塔。
なぜ、江戸の境界には、これほど濃密な歴史と神仏の記憶が集まったのでしょうか。小塚原刑場跡から「投げ込み寺」浄閑寺へ。神仏探偵・本田不二雄さんと、南千住の地に残る声なき記憶をたどる街歩きツアーです。
集合場所
定員
JR「南千住駅」西口・松尾芭蕉像前
20名











