
【東京都vs埼玉県】Episode 1 境界協会と行く!カスリーン台風と都県境境界未定地をめぐるツアー
東京都と埼玉県の境界が、いまも決まっていない土地がある――。
なぜそんな“都県境未定地”が生まれたのでしょうか?
舞台は葛飾区・金町。
ここは1947(昭和22)年9月、カスリーン台風による「百年に一度の水害」で堤防が決壊した地。
東京と埼玉に甚大な被害をもたらしたその現場に、江戸時代からの由来が重なり、境界はいまだ宙ぶらりんのまま残されています。
ツアーは「東水元香取神社」からはじまります。
江戸川を見守ってきた神社に参拝したあと、水郷の景観が広がる「水元公園」や、地域文化を伝える「葛飾区金魚展示場」へ。
そして「桜堤・カスリーン台風破堤地点」で、堤防決壊の現場を歩きます。
さらに東京都・埼玉県・千葉県の3県が交わるトリプルジャンクションを江戸川の堤防から望みます。
見慣れた街の風景が、歴史と境界という視点から歩くことで、まったく違って見えてくるはずです。
境界協会の小林さんとともに、境界未定地に刻まれた水害と地理の記憶を歩いてたどりましょう。
※往路はバス移動をします。
13:35発、京成バス【金61】に乗車予定です。運賃230円をご用意ください(ツアー代金には含まれておりません)。
※終了後には、懇親会(自由参加)を予定しています。
集合場所
定員
JR金町駅改札前
20名
東京都葛飾区
2025年 10月12日 (日)
13:30
~
16:30
Route
【距離:約5.0km】JR金町駅改札前(集合) → バス移動 → 2. 東水元香取神社 → 3. 水元公園 → 4. 葛飾区金魚展示場 → 5. 都県境界(境界未定地) → 6. 桜堤・カスリーン台風破堤地点 → 7. 江戸川 → 8. 葛西神社 → 9. JR金町駅(解散)
参加料
3,500
円(税込)
Guide


小林政能
地図雑誌『月刊地図中心』編集長。「境界協会」主宰。地形や行政区の“見えない境界線”を読み解くまち歩きガイド。テレビ出演も多数。